USBキーボードがなくてもmacbookからラズベリーパイに接続する方法
皆さんこんばんは!
以前の記事で、ラズベリーパイをamazonで購入したことをお伝えしました!
さて、今回はラズパイをセットアップしてみたいと思います。
pyrorin家には、USBマウスはありますが、USBキーボードを持ってません!
そのような状況でも無事wifi接続できましたので、その方法を初心者向けに
説明したいと思います!
準備するもの
ラズベリーパイ( 3 Model B+)
ディスプレイ
カードリーダー
購入したラズベリーパイキットの付属品
ケース、HDMIケーブル、スイッチ付き電源、
microSDカード(32G、Noobsシステムプリインストール済み)
まずケースです!かっこいいですね。
基盤です。
ヒートシンクは熱を逃がす役割があります。
(といっても、ヒートシンクを付けても2℃くらいしか変わらない
みたいですけど)
さて、これだけで、ラズパイは起動します!
microSDカードを挿入、ラズパイ⇄ディスプレイ(HDMI接続)
電源をつないで、ディスプレイと電源スイッチONにすると、、、!
起動しました!
ラズベリーパイのマークが表示されます!
嬉しいですね。
しかし、ここからが本題。
USBキーボードがないので、タイピング入力で何も設定できない。
これでは、話になりません。
しかも、このままではwifi接続もできていません(涙)
ルータとwifi接続するためにはパスワードが必要ですが、
キーボードがない為パスワードが入力できないのです(涙)
モアレがひどい写真ですが、右上にバッテンマークが二つ並んでいますね。
この表示は、wifi接続できていないことを示します(涙)
これを解決する手段はいくつか方法はあると思いますが、比較的簡単な、
macbookからのwifiを利用したssh接続で入力できるようにしたいと思います!
順序としては以下のようになります。
これを順番に説明していきます。
1microSDカードにSSID(wifi)情報を書き込む。
2microSDカードに書き込まれたSSID情報から、ラズパイがwifiを認識し接続
まず、ステップ1です。
1microSDカードにSSID(wifi)情報を書き込む。
これには、microSDカードを取り出し、カードリーダなどでmacbookと接続し、
フォルダにSSID情報を書き込むことになります。
カードリーダーは例えばこんな感じ↓
(注:SDカードはラズパイのケースによって、
分解しないと取り出し辛いタイプがあります
オススメは、セロテープなどでSDカードを引っ張る持ち手を作ることです!笑)
macbookとカードリーダを接続し、
macbookでターミナルを起動します。
bootフォルダ以下に、空のsshファイルを作成しましょう。
これで、デフォルトでは無効だったssh接続を有効にしてくれます。
(touchコマンドで、新規ファイル作成できます)
$ touch /Volumes/boot/ssh
wpa_supplicant.conf ファイルを作成しましょう。
macbookに標準搭載されている、nanoエディタで以下を打ち込みます。
$ nano wpa_supplicant.conf
以下入力します。
"aaa"の部分は、SSID(ネットワーク)名称
"bbb"の部分は パスワードに変更してください。
country=JP
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
network={
ssid="aaa"
psk="bbb"
}
nanoエディタは、ctrl x +y(yes)で保存できます。
今作成したwpa_supplicant.confファイルをboot/直下に配置しましょう。
これで、ステップ1は終了です。
2microSDカードに書き込まれたSSID情報から、ラズパイがwifiを認識し接続
これはすぐに確認できます。
先ほどのwpa_supplicant.confファイルに記載されたSSIDとパスワードが
正しければ、自動的に認識します。
すると、画面が以下のようになりました!
右上に着目!wifi通信していますね!(バツマークが消えました)
これで、ステップ2は確認完了です!
いよいよ、macbookからの接続です。
macのターミナルでは、ssh接続が標準的に使用可能ですので、
macbook側では新たな導入は必要ありません。
ssh接続は一般的には接続先のIPアドレスを知る必要があるのですが、
ラズパイの場合、raspberrypi.localを指定すると接続が可能です。
また、ラズパイにはデフォルトで以下のユーザが設定されています。
ユーザ名:pi
パスワード:raspberry
そこで、ターミナルで以下のように入力し、ssh接続を試します。
$ ssh pi@raspberrypi.local
@の前にはユーザ名を入れますので、今回はデフォルトのpiを入れます。
returnキーを押すと、パスワードを要求されるので、
上のデフォルトパスワードを入力しましょう。
ターミナルに以下が表示されれば成功です!
pi@raspberrypi:
無事接続できています!
さて、デフォルトパスワードが決まっているということは、
リスクが大きいですね。
折角なので、パスワードを変更しておきましょう。
passwdコマンドで変更できます。
$ passwd
また、ラズパイから切断したい時は、
exitコマンドで退出できます。
皆さんも、楽しいラズパイライフを!
ここまでお読みくださりありがとうございました。
次は、何か作らないと。ね。
今回購入したラズベリーパイはこちら↓
以前紹介したラズパイの記事はこちら↓